フリーランス設計士はどうやって仕事を獲得している?
こんにちは!転職博士です。
働き方が多様化している時代だからこそ、企業などの組織に所属することなく、フリーランスとして活躍する設計士がいることを知っていますか?
「フリーランス設計士は、どのように仕事を獲得しているの?」
このように、フリーランス設計士がどのように仕事を獲得しているのかが気になりますよね。
今回の記事では、フリーランス設計士が仕事を獲得する方法を解説します。
設計事務所などに雇用されずに仕事をしたいと考えている方、建築設計業務の委託を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!
フリーランス設計士とは
フリーランス設計士とは、企業などの組織に雇用されることなく、個人事業主として仕事を請け負う設計士を指します。
国土交通省から、建築設計士を含むフリーランスの取引に関する通達が出ているように、フリーランス設計士は一般的になってきたといえますね。
建築設計などの一部の業務を委託する企業もあるため、仕事でフリーランス設計士と関わる方は、フリーランスの働き方や法律について理解しておくことが大切です。
【参考】国土交通省|フリーランスの取引に関する新しい法律が11月にスタート!
フリーランス設計士の仕事獲得方法
フリーランス設計士は、主に以下の方法で仕事を獲得します。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
1.クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、仕事を発注したい事業主と仕事を受注したいフリーランスを、案件ごとにマッチングできるサービスのことです。
代表的なものには「クラウドワークス」や「ランサーズ」などがあります。
クラウドソーシングは無料で登録できるものが多いため、営業コストを抑えて仕事を獲得できるのが魅力です!
ただし、案件の受注金額の何割かが手数料として差し引かれるため、実際の受注金額よりも報酬が低くなる点に注意しましょう。
2.スキル販売サービス
スキル販売サービスは、自分が持っている知識やスキルを生かして、サービスとして提供できるものです。
代表的なものには「ココナラ」や「ストアカ」などがあります。
提供するサービス内容や価格も自分で設定できるため、自由度の高さが特徴です!
スキル販売サービスによっては、建築設計サービスの需要が低いこともあるため、どのサービスを選ぶかも重要です。
3.SNS
SNSで建築に関する情報発信をして、仕事を獲得する方法もあります。
拡散力の高いSNSである「X(旧Twitter)」や「TikTok」で情報発信をすることで、顧客となり得る事業者へ発信を届けられる可能性が高まります。
発信を追ってくれるファンができれば、仕事につながることもありますよ!
ただし、SNSを育てるまでには時間がかかるため、数日で仕事を受注できることは少ないでしょう。
SNSを活用して仕事を獲得したい場合は、中長期目線で発信活動を続けるのがポイントです。
4.企業へ直接営業
建築設計を事業としている企業へ直接営業して、仕事を獲得する方法もあります。
オフィスを訪問する方法もありますが、企業のコーポレートサイトから電話やメールで問い合わせをする方法もあります。
ただし、顧客との関係構築ができていないため、初回の営業で仕事を獲得するのは至難の業です!
また、商談に進めた場合はすぐに経歴や実績を提示できるように、ポートフォリオやブログなどに内容をまとめておくことも重要です。
5.リファラル(紹介)
設計事務所などに在籍している期間に業界関係者とのつながりを作れた方は、知人の紹介から仕事を獲得できることもあるでしょう。
フリーランス設計士として独立する際に「フリーランスになるので、こういう仕事があるときに声をかけてください!」と伝えておくことがおすすめです!
ただし、リファラル(紹介)は自分でコントロールできるものではないため、あくまでも営業方法の一つと考えておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、フリーランス設計士が仕事を獲得する方法について解説しました。
フリーランス設計士の主な仕事獲得方法は、以下の5つです。
- クラウドソーシング
- スキル販売サービス
- SNS
- 企業へ直接営業
- リファラル(紹介)
本記事では、営業予算をできるだけかけずに仕事を獲得する方法を紹介しましたが、事業規模にあわせてWeb広告などの新しい施策を打つことも大切です。
自分のやり方次第で仕事の幅が広げられるのが、フリーランス設計士の醍醐味。
フリーランスの立場で建築設計に関する業務をしたい方、フリーランス設計士に業務委託を考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね!

