企業でSNSを気軽に始めることをおすすめできない理由
こんにちは!転職博士です。
XやInstagram、TikTokなどのSNSを運用し、採用に成功している建設企業もあります。
「SNSを活用すれば、採用活動にプラスになるのでは?」
このように、採用活動にSNSを活用しようと考えている方もいるでしょう。
しかし、SNSを気軽に始めるのはおすすめできません!
そこで今回の記事では、採用活動でSNSを気軽に始めることをおすすめできない理由について、詳しく解説します。
採用活動にSNSを活用しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
SNSを気軽に始めることをおすすめできない3つの理由
SNSを気軽に始めることをおすすめできない理由は、以下の3つです。
採用活動に力を入れたい方、SNSを活用した採用活動を検討している方は、ぜひチェックしてみてください!
理由1:コストや人的資本が必要
ほとんどのSNSは無料でアカウント登録から投稿までできるため、コストがかからないと思われがちです。
しかし、投稿の企画立案や写真・動画の撮影、投稿の作成など、SNSの企画立案から投稿までには多くの手間と時間がかかります。
建設プロジェクトの遂行がメインの仕事である建設企業にとって、業務が忙しい中でSNSをコンスタントに運用するのは難しいでしょう。
片手間でSNSを運用すると更新が止まることも多く、採用にマイナスに働いてしまいます。
採用目的でSNSを運用する場合は、広報のプロフェッショナルに任せるなど、人的・金銭的コストを確保する必要があります。
理由2:炎上リスクがある
投稿の表現によって受け取り手が誤解を招いてしまうことが、SNSではありがちです。
たとえば、安全対策を行う前の現場で撮影した写真・動画を素材にし、SNSへ投稿した場合などです。
「こんな現場で仕事をするなんて危険じゃないか!」「安全対策が不十分な現場で仕事をしたくない!」など、一つの投稿がきっかけで炎上するリスクがあります。
企業コンプライアンスの観点からも、SNSでの発信に気をつけなければなりません。
建設プロジェクトには、発注者や協力会社など多くの人が関わっているため、個人情報や技術情報、営業秘密などの情報漏えいには、細心の注意を払う必要があります。
社内でSNS運用ルールを整備するなど、リスクマネジメントを徹底することが大切です。
理由3:必ず採用につながるわけではない
SNSを活用した採用活動で誤解されることは「SNSを活用すれば必ず採用できる」「今よりも採用が楽になる」という考え方です。
しかし、SNS発信だけで応募が増えるわけではありません。
コーポレートサイトに掲載する採用情報や社員のインタビューなど、応募につながる仕掛けができているかどうかが大切です。
また、SNS運用の方法を間違えると、求職者とは違うターゲット層にリーチしてしまうこともあります。
採用につながるSNS運用をするために、充実したコーポレートサイトを整備した上で、補助的な広報ツールとしてSNSを活用しましょう。
まとめ
今回は、採用活動でSNSを気軽に始めることをおすすめできない理由を3つ解説しました。
多くの企業で採用活動に活用されているSNS。
SNSを正しく運用できれば、採用にプラスに働くことは間違いありません。
ただし、以下の3つの理由から、採用活動でSNSを気軽に始めることをおすすめできません。
【採用活動でSNSを気軽に始めることをおすすめできない3つの理由】
- コストや人的資本が必要
- 炎上リスクがある
- 必ず採用につながるわけではない
採用活動にSNSを活用する場合は、上記を押さえた上で投稿を継続することが大切です!

