リフォームとリノベーションの違い

こんにちは!転職博士です。

戸建住宅やマンションなどの建物を新しくするイメージがある「リフォーム」と「リノベーション」。

どちらも似たような用語であるため、違いがわからないという方もいるでしょう。

実は、リフォームとリノベーションは、それぞれの目的に違いがあることを知っていますか?

今回の記事では、リフォームとリノベーションの違いについて、わかりやすく解説します。

リフォームやリノベーションに関する企業への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

リフォームとリノベーションの違い

リフォームとリノベーションの違いは、次の通りです。

【リフォームとリノベーションの違い】

 概要主な工事内容
リフォーム老朽化した建物を新築の状態に戻す工事・外壁を塗り直す ・壁紙を張り替える ・キッチンを交換する
リノベーション既存の建物に新たな価値を加える工事・間取りを変更する ・断熱性能を向上させる ・設備を新しくする

リフォームは、新築時の建物の状態まで戻すために実施されます。一方でリノベーションは、既存の建物に新たな価値を向上するために実施されます。

どちらも似ている用語ですが、それぞれの実施目的が大きく異なることがわかりますね。

建築物リフォーム・リニューアルは”対前年同期比7.3%増”

国土交通省「建築物リフォーム・リニューアル調査報告(令和6年度第4四半期受注分、令和6年度計)」では、令和6年度における建築物のリフォームとリニューアルの受注高が掲載されています。

詳細は次の通りです。

【令和6年度における建築物のリフォームとリニューアルの受注高】

住宅9,174億円(対前年同期比14.0%減)
非住宅建築物2兆4,249億円(対前年同期比18.4%増)
合計3兆3,424億円(対前年同期比7.3%増)

建築物全体の受注高は、対前年同期比で7.3%増加しています。

住宅と非住宅建築物の受注高でみると、住宅は減少している一方で、非住宅建築物は増加していることもわかりますね。

非住宅建築物とは、住宅として使われていない建築物のことで「事務所」「工場」「店舗」「学校」「病院」などがあります。

最新の動向がわかれば、転職時の志望動機や自己PRにも生かせるため、需要に関する情報をキャッチしておくことも大切です。

【参考】国土交通省|建築物リフォーム・リニューアル調査報告(令和6年度第4四半期受注分、令和6年度計)

まとめ

今回の記事では、リフォームとリノベーションの違いを解説しました。

リフォームもリノベーションも同じ意味と捉えられがちですが、実はそれぞれの目的は異なります。

リフォームとリノベーションに関する企業への転職を考えている方は、2つの違いを明確にしてから選考に進みましょう。

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