コンクリート打設後に配管を入れ忘れたときの対処法

こんにちは!転職博士です。

建設工事には多くの工程がありますが、代表的な作業といえばコンクリート打設でしょう。

そんなコンクリート打設といえば、品質管理や出来形管理の難しさです。

現場技術者の中には、コンクリート打設後に配管を入れ忘れたことに気づくこともあります。

このようなミスが起こると「コンクリート打設をやり直すしかないのか?」と、頭の中が真っ白になってしまいますよね。

そこで今回の記事では、コンクリート打設後に配管を入れ忘れたときの対処法を紹介します。

現場を止めないための対処法を押さえてみてください!

【まずは基本から】コンクリート施工の流れ

コンクリート打設後に配管を入れ忘れたときに適切な対処をするために、まずはコンクリート施工の基本的な手順を理解しておくことが大切です。

コンクリート施工は、主に以下の手順で進めます。

施工フロー概要
1.鉄筋・型枠の組み立て建物の骨組みとなる鉄筋、コンクリートを流し込むための型枠を組み立てる
2.スリーブ・埋設物の取り付けコンクリートの中にスリーブ・埋設物を取り付ける
3.コンクリート打設生コンを型枠内に流し込み、バイブレーターを使用して締め固める
4.仕上げコンクリートの表面をコテなどで平らに整える
5.養生必要な強度が出るまで、コンクリートを休ませる

工事内容によって、上記内容以外の作業を実施することもあります。

また、鉄筋の径・本数・間隔、配管の位置などが設計図通りかをチェックするために、発注者などの立会検査を行います。

コンクリート打設後に配管を入れ忘れたときの対処法

コンクリート打設後に配管を入れ忘れたことに気づいたら、まずは上長や設計者、構造設計の担当者などに報告することが大切です。

その後、以下の対処法を検討しましょう!

対処法1:コアドリルで穿孔する

コンクリート打設後に配管を入れ忘れたときは、コアドリルで穿孔するのが一般的です。

専用のコアドリルを使用し、硬化したコンクリートに後から穴を開けます。

ただし、コンクリート内部の鉄筋を切断する恐れがあるため、事前に鉄筋探査を行う必要があります。

構造上の問題がないように、鉄筋を避けた位置に穴を開けることが重要です!

対処法2:配管ルートを変更する

梁や壁などの構造体に穴を開けるのが危険な場合は、配管ルートを変更する方法もあります。

ただし、構造上の問題がないかだけではなく、見た目やメンテナンス性なども考慮して変更するかどうかを決める必要があります。

さらに、独自で判断するのではなく、発注者や設計者の承諾を得なければなりません!

対処法3:コンクリートをはつる

コンクリート打設後に配管を入れ忘れたら、コンクリートをはつることもあります。

たとえば、小さな配管やコンクリートの表面に近い部分などが当てはまります。

コンクリートをはつる場合は、構造体を傷つけないように作業することが重要です!

作業終了後は、忘れずに適切な補修材で埋め戻しましょう。

対処法4:構造計算をやり直す

コンクリート打設後に配管を入れ忘れたことに気づいたとき、やむを得ず穴を開けて鉄筋を切断しなければならないことがあります。

コンクリートに穴を開けたり鉄筋を切断したりする場合は、構造計算をやり直すことが大切です。

構造計算のやり直しは多額のコストと時間がかかりますが、コンクリートの安全性を担保するためには避けて通れません!

まとめ

今回は、コンクリート打設後に配管を入れ忘れたときの対処法を解説しました。

コンクリート打設後に配管を入れ忘れたことに気づいたら、まずは上長や設計者、構造設計の担当者などの関係者に報告し、適切に対処することが大切です。

建設現場では、日々さまざまなトラブルが発生しますが、現場技術者は柔軟に対応することが求められます。

トラブルを防ぐことが何よりも大切ですが、万が一トラブルが起こった場合でも適切に対応できるように、対処法まで知っておくことが重要です!

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