不動産価格が上がりすぎると、新築よりも改修等の現場が増えることになる?
こんにちは!転職博士です。
新築住宅やマンションの平均価格の高騰など、不動産価格に関する話題が注目を集めています。
実際に、新築の価格が上がっていると感じている方もいるでしょう。
不動産価格の高騰は、建設業界の仕事を大きく塗り替えつつあります。
「不動産価格が上がりすぎると、どうなるの?」「不動産価格が上がることで、建設現場はどう変わるの?」と、疑問を持つ方もいるかもしれません。
不動産価格が上がりすぎると、新築よりも改修等の現場が増えることになると言われていることを知っていますか?
そこで今回の記事では、不動産価格が上がりすぎることで、なぜ新築よりも改修等の現場が増えるのかを解説します。
不動産価格の上昇による現場への影響について見ていきましょう!
不動産価格が上がる理由
不動産価格が上がっている理由は、土地の値上がりだけではなく、建物コスト全体が高騰していることが挙げられます。
建物を建てるために必要な木材や鉄骨、コンクリートをはじめ、住宅設備などのあらゆる建築資材の価格が上昇しています。
さらに、輸送費の高騰や円安の影響、2025年4月からの省エネ基準適合の義務化、建設業界の人材不足なども影響し、建物を建てる際に莫大な費用がかかる構造となりました。
つまり、ゼロから新しく建物を建てるハードルが上がっていることが、不動産価格が上がる背景にあります。
なぜ、不動産価格が上がりすぎると、新築よりも改修等の現場が増える?
不動産価格が上がりすぎると、新築よりも改修等の現場が増える傾向があります。
「新しく建てる」から「今あるものを活用して直す」という考えに、不動産市場のニーズがシフトしているといえます。
「買い手」「ビル・マンションオーナー」「建設・不動産業界」の3つの視点から、改修等の現場が増える理由を見ていきましょう!
【買い手の視点】新築の予算オーバーにより「中古物件の取得+リノベーション」へシフトしている
不動産価格が上がりすぎると、一般のファミリー層にとっては新築の購入が現実的ではなくなります。
その結果、立地条件や建物の状態が良い中古物件を価格を抑えて購入し、リノベーションして住むという選択をする買い手が増えました。
中古物件の取得とリノベーションへのシフトにより、新築よりも予算をコントロールしながら理想の住まいを手に入れられます。
こうした買い手のニーズの変化により、リノベーションの現場が増えています。
【ビル・マンションオーナーの視点】建て替え費用の高騰で「大規模修繕」を選択するようになる
オフィスビルや分譲マンションのオーナーにとっても、不動産価格の上昇による選択肢の変化が起きています。
不動産価格に影響する建設資材や人件費の高騰で、建物の解体と新築への建て替えを検討していた建物の採算が合わなくなります。
建て替えが難しければ、改修や補強などを実施することで、建物の寿命を伸ばすことを選択し、改修現場が増える結果となっているのです。
【建設・不動産業界の視点】「改修・大規模修繕・リノベーション分野」の受注を強化している
不動産価格の上昇により、新築プロジェクトは事業のハードルが上がっています。
その結果、施工会社やデベロッパーなどの建設・不動産業界では、改修・大規模修繕・リノベーション分野の受注を強化しています。
建設会社や工務店などが改修や大規模修繕、リノベーション分野の受注の強化へと事業の柱を大きく切り替えているのです。
まとめ
今回は、不動産価格が上がりすぎると、新築よりも改修等の現場が増える理由について解説しました。
「買い手」「ビル・マンションオーナー」「建設・不動産業界」の3つの視点すべてにおいて、不動産価格の上昇による選択肢の変化が起こっています。
時代の変化に合わせて、ものづくりのスタイルも「ゼロから建てる/取り壊して建てる」という考え方から「既存の建物を活用する」という考え方へとシフトしています。
改修・大規模修繕・リノベーション分野の工事の増加から、求められる建設技術者のニーズも変化するでしょう。
「新築だけでなく、改修の現場をもっと知りたい!」
「時代のニーズに合わせて、建設業界で技術者としての価値を高めたい!」
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