GXが建設業に与える影響とは
こんにちは!転職博士です。
建設業に多くの影響を与えるといわれているGX。
「GXは建設業にどのような影響を与えるの?」「建設業の未来はGXでどう変化するの?」と、疑問を持つ方もいるかもしれません。
そこで今回の記事では、GXが建設業に与える影響を解説します。
世界のトレンドであるGXの基本知識を押さえ、最先端の技術を駆使して成長し続けている建設業への理解を深めましょう!
そもそも「GX」とは
GXとは「グリーントランスフォーメーション」の略です。
化石燃料を使用する代わりに、太陽光や水素など自然環境に負荷の少ないクリーンなエネルギーの活用を進める取り組みを指します。
二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を減らすためには、地球温暖化の原因となる化石燃料の使用を控えることが必要です。
環境省によると、2024年度における日本の温室効果ガスの排出量は、10億4,600トンCO2換算といわれ、2022年度から3年連続で減少傾向にあります。
GXは「ゴミを減らそう」「節電を心がけよう」という話ではなく、環境に優しい形にアップデートするための国を挙げたプロジェクトです。
【参考】環境省|2024年度(令和6年度)温室効果ガス排出・吸収量について
GXが建設業に与える影響
GXが建設業に与える影響について、具体的に見ていきましょう!
影響1:省エネ基準適合が全面的に義務化される
建設業の省エネに関する話題として注目されたのが、令和7年4月1日から施行となった建築物省エネ法の改正です。
建築物省エネ法の改正により、省エネ基準適合の全面義務化と構造関係規定の見直しが行われることになりました。
高性能の断熱材や気密性を高める施工技術、太陽光パネルなどの創エネルギー設備の配置などが、これまで以上に求められるようになります。
構造に問題がないように土木構造物や建築物を建てることはもちろん、エネルギー効率まで考慮した建設技術が重視されています。
【参考】国土交通省|令和7年4月1日から省エネ基準適合の全面義務化や構造関係規定の見直しなどが施行されます!!
影響2:環境に配慮した建設材料の使用が広がる
建設工事に使う材料選びの基準が、従来の常識から大きく変わるでしょう。
たとえば、成長の過程で二酸化炭素を吸収する木材の価値が見直されていることを知っていますか?
これまでは、鉄骨やコンクリートが構造体として使われていた中高層のオフィスビルや公共施設ですが、木造を使うプロジェクトが全国で増えています。
さらに、製造時の二酸化炭素排出量を抑えた環境配慮型コンクリートを採用するなど、新しい建設材料を導入する動きも進んでいます。
【参考】環境省|環境配慮型コンクリート(Environmentally Friendly Concrete)(CO2)
影響3:クリーンエネルギーで動く建設重機が採用される
軽油で動く油圧ショベルやクレーンなどの建設重機は、これまでの建設現場で活躍してきました。
しかし、土木構造物や建築物を建てるプロセスも、GXの取り組みによりクリーンに生まれ変わっています。
今後は、電気や水素を動力源とするクリーンエネルギーで動く建設重機への切り替えが本格化していくでしょう。
クリーンエネルギーで動く建設重機は排気ガスを出さず、騒音が少ないことが特徴です。
まとめ
今回は、GXが建設業に与える影響について解説しました。
あらゆる産業において、注目されているGX。
建設業でも「省エネ基準の全面義務化」「環境配慮型材料の普及」「クリーンエネルギー重機の採用」など、GXの加速により大きな変化が起きています。
現場技術者は、地球の未来を見据えた最先端のプロジェクトに関わることができるでしょう。
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