半導体工場建設ラッシュはいつまで続く?
こんにちは!転職博士です。
スマートフォンやパソコン、家電製品、通信機器などに使われている半導体。
AI需要も重なり、半導体市場は大きく伸びていることを知っていますか?
半導体を製造するために、工場建設も進んでいます。
「半導体工場建設ラッシュは、いつまで続くの?」
半導体工場の建設ラッシュに関する話題を知ると、建設業界で活躍している技術者の方も、これから建設業界への就職や転職を考えている方も、このような疑問が浮かぶのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、半導体工場建設ラッシュがいつまで続くのか、建設需要のリアルな現状と今後の見通しを解説します!
半導体工場の建設需要
一般社団法人電子情報技術産業協会の報告によると、2025年の世界の半導体市場は前年比+26.2%。
2026年の世界の半導体市場は前年比+89.9%と予測されており、大きく成長していることがわかります。
このような世界的な半導体需要の拡大によって、日本国内でも半導体工場の建設が進められています。
たとえば、財務省が後悔している熊本銀行の「TSMC進出に伴う熊本【九州】への波及効果について」によると、熊本県に進出したTSMCの総投資額は、第1工場が9,800億円、第2工場が2兆850億円。
北海道で進むラピダスの半導体工場建設プロジェクトも、多額の投資が見込まれるといわれています。
さらに、半導体工場の建築だけにとどまらず、現地で働く従業員のための住宅や商業施設の建築、周辺道路の拡幅や物流拠点の整備など、地域全体を巻き込んだ需要を生み出しているのが大きな特徴です。
【参考】一般社団法人電子情報技術産業協会|世界半導体市場統計(WSTS)2026年春
【参考】財務省|熊本銀行「TSMC進出に伴う熊本【九州】への波及効果について 2025年1月22日」
半導体工場建設ラッシュはいつまで続く?
半導体工場建設ラッシュは一時的なものではなく、少なくとも2030年頃まで中長期的に続く可能性が高いと考えられています。
進行している大型プロジェクトの多くが、2020年代後半から2030年代にかけて段階的に計画されているため、半導体工場建設ラッシュは続くと予想できます。
たとえば、熊本のTSMC第2工場は、2027年末までの稼働を目指して整備が進行中です。
また、北海道のラピダスも2027年の量産開始に向けて準備が進んでいます。
ひとつの工場の建設が完了して終わりではなく、第1期・第2期・第3期などと時期をずらして開発が進むため、何年にもわたって施工が途切れにくいのが特徴です。
半導体工場の建設後の維持・改修工事の需要も拡大
半導体工場の建設後は、維持・改修工事の需要も拡大します。
半導体工場内には、給排水・空調設備などを備えているため、完成後も数年単位で定期的に点検や設備の更新、増改修工事などが発生します。
工場そのものを建築して終わりではなく、運用が続く限り設備工事などが必要です。
また、周辺道路や物流拠点の整備、人口増加に伴うインフラ工事などの需要も高まるでしょう。
まとめ
今回は、半導体工場建設ラッシュがいつまで続くのかについて解説しました。
世界的な半導体需要の伸びや国を中心とした産業戦略による動きは、少なくとも2030年頃まで続くといわれています。
半導体工場の建設はもちろん、周辺のインフラ整備や完成後の維持・改修工事に至るまで、建設業界では長期にわたりプロジェクトが続くでしょう。
変化が速い現代において、中長期的に社会の土台を支える仕事に関われることは、建設業の大きな魅力ですね!

