建設業の「親方文化」はいつから始まった?

こんにちは!転職博士です。

建設業をイメージしてみると、豊富な経験と技術を持った熟練の技能者が若手を育てる「親方」と「弟子」の関係を思い浮かべる方もいるかもしれません。

これから建設業でキャリアを築きたい方の中には「建設業の親方文化は、昔のように上下関係が厳しいの?」と、疑問や不安を感じているのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、建設業の「親方文化」はいつから始まったのかについて解説します。

建設業の「親方文化」とは

建設業の「親方文化」とは、熟練の技能者(親方)と若手(弟子)との関係性や指導方法などを指します。

建設現場で親方が担うのは、工事の品質や安全の管理です。

さらに親方は、若い職人に建設技術を教える教育者でもあります。

職人同士のチームワークの形成において、建設業の親方文化は大きな影響を与えてきたといえます。

建設業の「親方文化」はいつから始まった?

建設業の親方文化は、実は長い歴史があります。

主に、次の2つの時代が親方文化に関連があると考えられます。

江戸時代:「徒弟制度」が起源

建設業の「親方文化」の起源は、江戸時代の「徒弟制度」にまで遡ります。

江戸時代は木造建築が多く建てられており、大工や左官、鳶などの職人が欠かせませんでした。

徒弟制度は、10代前半の若い労働者が実家を離れて熟練職人に弟子入りし、衣食住をともにしながら技術を習得する仕組みです。

親方は建設技術にとどまらず、挨拶や心構えまで徹底して叩き込みました。

弟子が親方から指導を受ける期間は、10年を超えることもあったといわれています。

弟子が親方から直接指導を受ける仕組みこそ、親方文化の原型となっています。

高度経済成長期:下請化と一人親方の定着

戦後の高度経済成長期を迎えると、建設業は変革期を迎えます。

都市部を中心に、道路や鉄道、ダムなどのインフラ整備が急増したことで、大規模な建設工事を効率良く進めなければなりませんでした。

そこで、高度経済成長期の建設工事では、工事全体を統括する元請が専門技術を持つ企業や職人と下請負契約を締結し、工種ごとに工事を分担する下請化が進んだのです。

重層下請構造が進んだことで、専門技術を持つ小規模なチームを率いるリーダーが必要となり、一人親方が定着したと考えられています。

親方文化は、建設工事における下請構造の重層化にも関係しています。

まとめ

今回は、建設業の「親方文化」がいつから始まったのかについて解説しました。

建設業の親方文化は、江戸時代の徒弟制度が起源となり、高度経済成長期の下請化や一人親方の定着を経て、現代まで受け継がれてきました。

「師弟制度が起源となっているなら、今でも厳しい指導があるの?」と、建設業の指導方針について不安を感じている方もいるかもしれません。

現在の建設業は、若手が活躍できるような育成・指導を行っており、企業ごとに指導スタイルは異なります。

また、未経験からでも建設業界で活躍できるように、OJTとOFF-JTそれぞれに適した研修を実施したり、建築士や施工管理技士などの資格取得に力を入れている企業もありますよ!

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「未経験から建設業に挑戦したい」「労働環境を重視して企業を選びたい」など、建設業への転職を検討している方は、お気軽に当社までお問い合わせくださいね!

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