マンション建設、雨が降ると現場が止まりやすいタイミングとは?

こんにちは!転職博士です。

建設現場の工程遅れの原因の一つといえば、雨。

とくにマンション建設では、雨による作業中止は工期への影響が大きく、現場技術者の頭を悩ませる要因となります。

マンション建設では、雨天などで現場が止まる不稼働日をあらかじめ見込み、無理のない工期を設定することが大切です。

今回の記事では、マンション建設において雨が降ると現場が止まりやすいタイミングを紹介します。

タイミング1:鉄筋の組み立て作業や溶接作業

コンクリートを流し込む前の鉄筋工事は、雨の影響を受けやすく現場が止まることがあります。

とくに、鉄筋同士をつなぐガス圧接などの溶接作業は、雨で接合部が冷やされたり水分が混入したりすると、接合強度が大きく低下するため危険です。

また、配筋検査は雨天でも行えますが、泥や錆が鉄筋に付着するのを防ぐため、大雨の場合は作業を中断するのが原則です。

このように、鉄筋の品質を確保する目的で、雨が降ると現場を止めざるを得ないことがあります。

タイミング2:コンクリート打設作業

マンション建設の骨組みを造るコンクリート打設作業は、雨が降るとストップがかかる工程です。

コンクリート打設中に強い雨が降ると、コンクリート内に余分な水分が混ざってしまい、設計通りの強度が出なくなるためです。

また、コンクリート打設後に行う仕上げのコテ押さえも、雨に濡れると表面が荒れてしまい美しい仕上がりになりません。

雨予報となっている場合は、コンクリート打設作業を決行するか中止するかの判断を迫られます。

タイミング3:クレーン作業や足場組み立て作業

クレーン作業や足場組み立て作業などは、雨が降ると現場が中断することがあります。

小雨程度なら作業を続行することもありますが、雨で視界が悪くなったり足場が滑りやすくなったりすると、墜落や転落のリスクが高まります。

とくにクレーンを使った揚重作業は、雨だけではなく風の影響も考慮し、安全を最優先に勇気を持って作業中止を決定しなければなりません。

マンションのような高層建築では、安全の観点から現場が止まるケースがあることを押さえておきましょう。

タイミング4:内装仕上げや防水作業

建物が完成に近づくときに行う内装仕上げや防水工事も、実は雨が降ると現場が止まりやすい工程です。

たとえば、サッシが設置される前の段階で雨が吹き込むと、搬入済みの石膏ボードや木材が水分の影響を受け、カビの発生や反りの原因になります。

屋上の防水工事では、下地が完全に乾燥していないと施工不良につながります。

雨上がりでも、完全に乾燥するまで待機という時間ロスが発生しがちです。

天候が回復しても、すぐに作業を再開できないことがあることを押さえておきましょう。

まとめ

今回は、マンション建設において、雨が降ると現場が止まりやすいタイミングを紹介しました。

鉄筋の組み立て作業や溶接作業、内装仕上げや防水作業まで、建物の品質と安全の障壁となるのが雨です。

ただし、雨による工程遅れを無理に取り戻すのではなく、建物の品質と現場の安全を考慮した無理のない工程管理が求められます。

マンション建設の工程管理では、本記事で紹介した現場が止まりやすい4つのタイミングを参考にしてみてくださいね!

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