厳しい指導とパワハラの境界線とは
こんにちは!転職博士です。
建設業界と聞くと、中には「上下関係が厳しそう」「怒られることが多いのでは?」と不安を持っている方もいるのではないでしょうか?
一歩間違えれば命に関わる建設現場では、厳しい指導が必要な場面があるのも事実ですが、コンプライアンスの意識が高まっている今、建設業界でもパワハラをなくす動きが加速しています。
今回の記事では、厳しい指導とパワハラの境界線について解説します。
建設現場における適切な指導とパワハラを見極め、健全な労働環境について理解を深めてみてくださいね!
パワーハラスメント(パワハラ)の定義
厚生労働省ではパワーハラスメント(パワハラ)の定義を公表しており、以下の3つの要素をすべて満たす場合に職場のパワハラに該当するとしています。
【職場のパワーハラスメントの定義】
- 優越的な関係に基づいて行われること
- 業務の適正な範囲を超えて行われること
- 身体的または精神的な苦痛を与えることや就業環境を害すること
上記の内容を建設業界に当てはめると、上司から部下への過度な圧迫などが含まれます。
部下のミスを注意する場合でも、相手を追い詰めて働く意欲をなくすものなら、指導ではなくパワハラに該当する可能性が高くなります。
厳しい指導とパワハラの境界線
厳しい指導とパワハラの境界線は、次の通りです。
どこまでが指導で、どこからがパワハラなのかを、具体例を見ていきましょう!
ポイント1:言葉の対象が仕事か人格か
厳しい指導とパワハラの大きな境界線は、叱責の対象が行動や仕事の結果に向いているか、本人の性格や人格に向いているかです。
「なぜ、この作業を間違えたのか」などの注意は、厳しい指導に当たるでしょう。
しかし「お前には何をやらせてもできない」「性格に問題がある」など、人格否定や相手を侮辱するような発言は、明らかにパワハラに当てはまります。
ポイント2:指導の場所と頻度が適切か
指導の場所と頻度の違いによって、厳しい指導なのかパワハラなのかに分かれます。
たとえば、大勢の人がいる前で怒鳴り続けたり、他の社員に聞こえるように大声で責め立てたりする行為は、厳しい指導の範囲を超えています。
指導は相手の成長を促すためにあるもので、相手のプライドを大きく傷つける必要はありません。
また、同じミスに対して何時間も何日も繰り返し叱責し続けることも、就業環境を害する行為に該当するでしょう。
ポイント3:指導後に解決策やフォローがあるか
適切な指導には「解決するために次はどうすべきか」という具体的な解決策やフォローがセットになっています。
一方でパワハラは、相手を攻撃することや感情をぶつけることなどが目的になってしまっています。
厳しい指導後に「次はこのように改善しよう」と歩み寄ったり、フォローしたりすることが大切です。
まとめ
今回は、厳しい指導とパワハラの境界線について解説しました。
建設業界では、一つのミスが重大な事故や建物の不具合に直結します。
安全面や品質面を守る建設技術者として、時に厳しい指導が必要とされるのは事実です。
しかし、建設技術者の心身を削るようなパワハラは、業界の発展を妨げるものとなります。
転職活動では、建設技術や実績だけではなく、人を尊重して育てる企業かどうかを見極めつことが大切です。
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