確認不足が起きやすい工程を抜粋
こんにちは!転職博士です。
建設現場では段取りと同じくらい重要なのが「確認」です。
確認を怠ることによって「数日分の作業を白紙に戻してしてしまった」ということも。
トラブルを回避するためには、確認不足が起きやすい工程があることを知っておくことが大切です。
今回の記事では、確認不足が起きやすくトラブルに発展しやすい工程を抜粋して3つ紹介します。
確認不足による手戻りの発生や工程の遅れ、予算の無駄を防ぐためにも、ぜひチェックしてみてください!
ケース1:墨出し
確認不足が起きやすい工程の一つが「墨出し」です。
墨出しとは、図面で示された建築物や構造物の寸法を現場に描き出す作業です。
この墨出しで数ミリのずれが生じると、その後のすべての工程が狂ってしまいます。
「壁が設置できない」「計画通りに配管が収まらない」「建具を取り付けると不都合が生じる」など、工事のやり直しや中断の原因となります。
墨出しの確認不足が起きやすくなるのは、図面の修正を行った場合です。
古い図面ではなく最新の修正した図面をもとに墨出しをするように、どの図面が最新なのかを関係者に共有することが欠かせません!
ケース2:掘削
土木工事でも建築工事でも、工事の初期段階で行われるのが土を掘る「掘削」ですが、確認不足が起きやすい工程でもあります。
地面の下には図面には載っていない埋設物がある可能性があるため、現場で想定外の確認不足が起きやすくなります。
「試掘で確認したから問題ない」という思い込み、重機のオペレーターへの指示不足が重なると、古い水道管やガス管を破損させる大きな事故に繋がる恐れも。
また、掘削する際の深さの確認不足も致命的です。
数センチ掘りすぎただけで、計算で求められる地盤の支持力を損なうことがあり、反対に浅すぎると構造物を構築することができません。
「土の下には何があるのか」「計画通りの深さを守れているか」など、見えない部分までも確認することが重要です!
ケース3:コンクリート打設
「コンクリート打設」は、確認不足が起きやすい工程の一つです。
型枠内にコンクリートを流し込むと二度とやり直しはできないため、打設前に「配管用の穴の位置は正しいか」「埋設配管は設置したか」を確認することが重要です!
このコンクリートの打込み前に行う確認が甘くなると、手戻りの発生や追加工事が必要となり、工期も工事原価も余分にかかってしまいます。
コンクリート工事では、鉄筋工事と設備工事を担当する職人が違うことが多く、思い込みが起きやすいのも事実です。
「鉄筋工事の職人さんが位置を確認してくれているはず」「設備工事の職人さんが設備を設置した位置は正しいだろう」など、思い込みにより確認の漏れが生じやすくなります。
コンクリート工事に関わるすべての職人が、それぞれ指差し確認を行うことでミスを防げるようになるでしょう。
まとめ
今回は、確認不足が起きやすい工程を抜粋して3つ紹介しました。
確認不足が起きやすい代表的な工程は、次の通りです。
- 墨出し
- 掘削
- コンクリート打設
「確認不足」と聞くと小さなミスと捉えがちですが、実は現場においては工期の遅れや人件費・材料費の増加、労働災害の発生など、さまざまなリスクが伴います。
今回挙げた工程は、特に確認不足が起きやすいため、作業開始前に作業内容の確認や注意事項の共有など、コミュニケーションを取りながら仕事をすることが大切です!
